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【韓国政府奨学金】〜書類審査・面接・病院探し、そして合格まで〜


※【2021.01.29】今までアメブロに掲載していた記事をこちらにて再編集しました※


こんにちは、ぱんだです。

今回は、大韓民国政府奨学金(KGSP)について。
簡単に言うと、韓国政府が学費や生活費を負担してくれる国費留学のシステムです。
私はこの制度のおかげで、2019年秋から韓国の大学院に通っております。

▼制度について、詳しくはこちら


ご覧の通り、韓国政府より手厚い支援を受けて勉学に励むことができる奨学金です。
私は幸い志望校3校すべてから合格をいただき、念願の韓国留学が叶いました。


さて、実際の選考過程がどのようなものだったかを思い出しながら書いていきます。
(会社退職寸前に準備してたから当時はバタバタで平均睡眠時間3時間だったなぁー。)


この制度に興味がある方や、今後受験しようと思われている方の参考になれば幸いです。

提出書類について


韓国語または英語での書類日本語での書類2種類を用意する必要があります。
すべて書式が定められているので、詳しくは募集要項が発表され次第、ご確認をお願いします🤲
ちなみに私は在外同胞枠で志願したので、一般枠より提出物が多かったです。


以下、私が実際に提出した書類一覧です〜
1) 出願書
2) 志望動機
3) 研究計画書
4) 推薦状2通←大学時代のゼミの教授に書いていただきました^^
5) 同意書
6) 自己健康チェックリスト
7) 学士課程の卒業(見込)証明書
8) 学士課程の学業成績証明書
 →在学中の課程のものを含め、すべて添付すること。学業成績の平均が指定以上のレベルにあることを証明できるもの。
 私が卒業した年度はGPA評価制度がなかったので韓国大使館に尋ねたところ、
www.wes.org または www.foreigncredits.com にて成績換算したものを提出すればよいとのことでした!
詳しくは、窓口である韓国大使館に確認してみることをおすすめします。

9) 応募者の国籍を証明するもの(パスポートの写し・戸籍抄本など)
10) 両親の国籍を証明するもの(パスポートの写し・戸籍抄本など)
11) 韓国語の語学能力証明書(TOPIK)

▼以下、在外同胞枠のみ▼
在外同胞であることを証明する書類および何世であるかを示す書類
12) 除籍謄本(私と母の名前が記載されているもの)
→私の場合、4世なので曽祖父の代まで遡って取り寄せました!(念には念を入れたいタイプ)
13) 基本証明書(私、母)
14) 家族関係証明書(私)
15) 親の特別永住者証明書のコピー
→我が家は両親が離婚して父だけ韓国籍のままなので、念の為「婚姻関係証明書」も提出。
(日本の戸籍謄本に母の離婚歴が載っていなかったので)
16) 韓国籍を放棄した証明書

​→日本の戸籍謄本や韓国の基本証明書など。(「国籍喪失」と記載されているものを提出しました)

注意事項(?)


※日本語しか発行されない書類や韓国語でしか発行されない書類はそれぞれ翻訳しなければなりません。
※日本語でしか発行されない書類に関しては、翻訳したものにアポスティーユ が必要です!
※【英語能力関連書類について】私は期日までにTOEICなどを受験できなかったので、提出しませんでした!

ちなみに2019年度は→
・韓国国立国際教育院(study in Korea)での公示→ 1/31
・JASSOでの公示→ 2/20
・書類提出期限→ 3/21 でした!

JASSOでの公示から締切まで、1ヶ月しかありません。推薦状や成績関係書類もすぐに用意していただけるものと限らないので
(しかも推薦状は和文1部と英文3部用意してもらわないといけないので、かなりメンドクサイ)
早めに取りかかれそうなものから早め早めに動くことが大事です!

大使館での面接審査


私は2019年度の受験者なので、麻布の韓国大使館で面接が行われました。
(2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためにオンライン面接だったようですね)

書類提出締切日のおよそ4日後に大使館よりメールにて連絡がありました。
書類は全通なのかスクリーニングされてるのか…よくわかりませんが、
聞くところによると多くの方が面接を受けにいらっしゃったようです。
当日の持ち物は、パスポートなど身分証明書。
→入り口の守衛さんのところに預ける必要があるため

私の場合、夕方4時半からだったのでかなり時間に余裕があり、東京在住の언니に
面接練習(主に韓国語での会話練習)をギリギリまでしていただきました。

大使館に到着し、控え室(とは言ってもソファーふかふかな立派なお部屋!)に通され、前のグループが終わるのを待っていました。
過去の諸先輩方のブログには2、3人での集団面接とあったし、実際私の前に受けていた方も2人で受けてたようだったので
ドキドキしながら待っていたら…誰も来ず。私一人だけ、個人面接のようでした。

そして、いざ面接。
面接官は、韓国大使館の方→3人、JASSOの方→1人でした。軽く挨拶をし、面接官の方もにこやかで、
遠いところから来たんだね〜などと和やかな雰囲気を作ってくださりました。持ち時間は10分。
언니(国費で日本留学中のため、逆パターンで面接経験済み)にいろんなアドバイスをもらい、
志望動機は当たり前に聞かれるよねーとめっちゃ練習&イメトレして挑んだのですが…

実際の質問は??


質問❶(韓国語で)「あなたのバックグラウンドを教えてください」
????
想定外の質問だったので(まずは志望動機を聞かれるかと思っていたので)
拍子抜けして一瞬パニックに陥り・・・汗

面接官:「あれ、韓国語話せませんか?(日本語で)」
動揺した私:「タシ ハンボン マルスマシプシオ(焦)」・・・笑

もうだめだと思ったけど、やるしかない。何かは答えないと。と、とっさの思いで、大学から社会人までの間でなんとか答え、
バックグラウンドって言われてるのに、こんな切り取ったところで良いのかすごく不安でしたが今となっては結果オーライ←

後で知ったことですが、韓国の進学や就職面接ではメジャーな質問みたいですね?
自分が強調したい部分を掘り下げて答えるのが良いとされているみたいなので、
まあ良かったのかな…と、今となっては思います。

質問❷ (日本語)「韓国で、日本人だからという理由で嫌な思いをするかもしれないけれど…耐えられますか?」
これは私のアイデンティティや卒論に書いたことを活かして答えられたのですが、9割日本語で話してしまいました。

質問❸(JASSO面接官)「研究計画書に書いた研究テーマに関連した文献などで、最近読んだ本は?」
(言い訳ですが) 働きながら・退職準備をしながらの三頭流で、正直計画書を書くために論文を漁るので精一杯だった…
でも何か答えないと…という感じで、読んだ論文の内容などを説明してなんとか着地_(:3」∠)_ これもギリギリセーフ_(:3」∠)_

そんなこんなであっという間に10分経過。10分きっかりで、「あ、もう時間ですね!それでは!」って感じであっさり終了。
うまく答えられた手応えのない私、不完全燃焼…でも、出口で事務の職員さんが

「うまく答えられてましたよ!!!」って言ってくださったのが唯一の救いでした。

結局、私は8〜9割日本語で答えてました。それでも面接を通過することができました。
大事なのは、なんとか伝えたいという熱意だと思います!!

面接後のスケジュール

(1)健康診断書類の提出
面接から1ヶ月半後の5/16に、study in Koreaで面接審査の合格💯がわかり、その1週間後(5/23)に正式に大使館より合格通知がメールで来ました。
これにより健康診断を受ける必要が出てきますが・・・
また病院探しが(地方の田舎在住のため)非常〜〜〜に大変でした!!!!!

診断書作成日が合格発表日以降の日付じゃないといけない&締切が6/12という短いスパン。
先に検査可能な病院を探しておいた方がスムーズかもしれませんね?(薬物検査や便培養試験がどの病院も難しいと言われました…

それに加えて英文での診断書作成。おそらくトラベルクリニックなら大丈夫🙆‍♀️)

※新型コロナウイルスの影響などで、この当時とはまた違った指示を出されるかもしれません。
参考程度に思っていただければ幸いです。


(2)志望校ごとの個別試験
各国の大使館選抜では、3つの大学院に志願することができます。
そして、3校のうち最低1校に合格しないと奨学金は支給されません。
2次審査(面接)合格後~およそ3週間のあいだが大学院ごとの審査期間になります。

※2019年度のスケジュール※
2次合格発表→ 5/16
大学院からの合格発表→ 6/12
大学院最終選択締切→ 6/19

審査期間中に、各大学院からメールや電話にてコンタクトがある(可能性がある)と知らされていました。

が!!!
最初の1週間、2週間を過ぎても連絡が一向に来ず・・・。
不安に思った、同じ大学院を志望していた外国人の子が大学に連絡すると、
「6/12に結果を発表します。」と返事が来たとのこと。(英語圏の子の積極性は見習わないとなと痛感)
結局、私が志望した大学院はすべて書類審査だけでした!
中には電話やスカイプで面接がある大学、メールで志望専攻を確認する大学などがあるようです。
選考に入る前、いろんな方のブログを見て情報収集していた時は書類審査だけなんてラッキーと思っていたけれど、
書類で全てが決まるのも逆に怖いな・・・とあせる。
テストのように完全な正解なんてないし、口頭でフォローすることもできないですからね・・・

公式的には6/12が合格発表日と伝えられていたのですが、その日以前に発表してしまう大学院もちらほらありました。
あとは、GSIS(国際大学院)も一般大学院とは別みたいでした。
だから本当に毎日毎日胃が痛くて・・・メールボックス何度リフレッシュしたことか笑

私が受けた大学院は、結局すべて公式通りの6/12発表でした。
朝一番に第1志望のところからメールが来て、本当~~~に安心しました泣
第2、第3志望の学校も無事合格でした。日本人は最低1つには受かると思います。(もともと枠も多いし、ダメなら面接時に落とすはず)
第1と第2のあいだでギリギリまで悩みましたが、結局第1志望の学校を選びました。
一番良いのはキャンパスビジットに参加することだと思いますが、それができなかったのでカリキュラムを比較したり、
YouTubeで雰囲気をつかんだり、在学生の方にお話を聴いたりして決めました!

そして、大学の最終選択を提出したら最終合格者が約2週間後くらいに発表されます。
(ほんと、何にしても待ちの時間が長すぎて。。。手のひらの上で転がされている気分でした笑)

Tips

 

書類にしろ、面接にしろ、通過するために大事なことは
*なぜ、わざわざ韓国でその研究をしなければならないのか*
*KGSP候補生として採用されるにあたり、韓国政府にとってどんなメリットを感じさせることができるか*
(=あなたに政府が国費を投資するメリットとは?)

これを具体的かつ論理的に述べることができるかがキモなのかなと思います。(あくまで私の見解です。)
こういう時こそ、大学時代の恩師を有効活用しましょう!!(←言い方よ)
卒業後しばらく経っていて気まずい・・・と思うこともあるかもしれませんが、
本当に合格したければ、手段を選んでいる場合ではないです!!!!!
(私も勇気を出してメールしました。推薦状も書いていただかないといけないですし。

実際に異国で生活を始めると、こんな場面は2度や3度ではなくて。
恥ずかしいとか気まずいとか言っていられなくなります笑。だから今のうちに練習してみましょう^^

また、Facebookにて、大韓民国政府奨学金の候補者のグループが有志によってほぼ毎年作成されています。

各国の候補者同士で情報交換し合ったり、助け合ったり慰め合ったり・・・随分助けられました。
韓国語がままならない候補者もいるためか、ほぼ英語で進行していますが入って損はないです^^
(過去にチャレンジして不合格だったり友達に合格者がいるとかいう人たちも結構いるので有益な情報がたくさん。)
実際に韓国に行く前から交流ができるって、素晴らしいですよね。現代に生まれてよかったです・・・笑
そして英語をもっと頑張らないとという危機感を持てました。今までのようにぬる~~い勉強ではだめだなと。
韓国に行く前に、英語ももっともっと伸ばさないと!と思い、TOEICの勉強をしたり・・・
(入学後、まさか英語にあんなに苦しめられるとは・・・この時は想像だにしておりませんでした笑)

合格後も、飛行機の手配だとか寮の申請とか授業登録とか、渡韓前にやることがかなりたくさんありますが気合いで乗り切ってください!
そして、このブログをご覧いただいた皆さんの未来が明るいものとなりますように!

めちゃくちゃ長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
あんにょん〜〜〜


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liccapanda

2016卒社会人。2019秋から韓国の大学院に留学中。

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